仏教 『自省録』と唯識――わかっていても心は揺れる 頭ではわかっていても、返事を待つ心は揺れてしまう。『自省録』の判断を吟味する実践を手がかりに、唯識の三性、末那識と我執、止観から、自分の考えを握りしめる心を見つめます。異なる思想を同一視せず、日常の出来事と静かに坐る時間へ学びを戻していきます。
唯識三十頌 『唯識三十頌』——心の仕組みを知り、「私」を手放す 『唯識三十頌』が示す心の構造と修行の道をたどり、阿頼耶識・末那識・三自性・転識得智の教えを、日常の反応を観察して執着を手放す実践へ結びます。
仏教 釈尊に学ぶ 自分を疑う心の見つめ方 自分を疑う思いが浮かんだとき、すぐに信じ込まず、その働きを確かめる。釈尊とマーラの物語を通して、休息や準備も大切にしながら、今日できる善い実践へ戻る道を考えます。
仏教 父王を死に追いやった王は、なぜ仏法の護持者になったのか 父王を死に追いやったアジャータシャトル王は、なぜ仏法の護持者になったのか。『沙門果経』の懺悔と第一結集を通して、業の因果、慈悲、王権と教団の緊張をたどります。
龍樹 龍樹の四句否定――「正しい答え」を手放すということ 龍樹の四句否定は、正解を一つ選ぶ論理ではありません。「ある」「ない」「両方」「どちらでもない」のすべてを点検し、答えを握る心から自由になる中道の実践を読み解きます。